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2014年09月30日

教員が「良い学生が来ない」と嘆いている学校は厳しくなる

 今回のテーマはまさに学生募集あるあると言える話です。貴校の教員から「良い学生が来ない」という声は聞こえませんか?


良い学生が来ないのは学校の責任


 厳しい事を最初に書かせて頂きますが、教員の皆様がイメージする良い学生が来ないのは学生の責任ではなくほぼ全て学校の責任です。


 学生の立場から考えてみましょう。貴方が有能な学生だと仮定しましょう。どういう学校に行くでしょうか?いろいろな指標はあると思いますが、将来性がある、ネームバリューがある、自分の将来の夢を実現できそうな所など、少なくとも自分にとって「価値のある学校」を探すはずです。


 そういう学生はやる気もあり、入学後に学校の価値をさらに高めてくれるかもしれません。


 もし、貴校に優秀な学生がいないという事であれば、そもそも貴校はそれらの学生が求めるものを提供していない、あるいは提供していても見えないという可能性があるわけです。見えないもの、あるいはそこにはないという場合には学生から進学先として選ばれないのは自明なのです。


実際の話、本当によくある話なのです


 今回のテーマは実際には物凄くよくある話です。広報が頑張ってイベント参加者を集めても、教員からは文句が出るとかですね。


 広報側からの意見の「一つ」として言わせて頂きますと、そういう良い学生が集まるような努力を教員側は本気でしているのでしょうか?という事になります。もちろん、やる気のある先生は中にはいるでしょう。しかし、全員が同じ志で本気で学校をよくしようと考えているでしょうか?経験上、そこまでのレベルに全教員がなっているケースというのは稀だと思っています。


 学生からすれば良い学校であれば「行きたい」のです。イベントにも参加したいでしょう。しかし、イベントは役立ちそうになかったり、そもそも将来が全く見えなさそうなイベントだったり、その学校に通ってまで学びたいようなイベントでもないなど、魅力のないものを提供している事も多いわけです。


 毎年焼き直しのようなイベントを同じモチベーションで続けている教員というのは多いはずです。考える事を残念ながら放棄してしまったような方です。


 しかし、残念ながら間もなく到来する2018年問題を考えましても、いまだに「良い学生が来ない」という言葉しか出ないようでは、まさに学校存続の危機であると言えます。


 本来は「良い学生が来ない」という発想ではなく、「良い学校にして興味をもってもらう」という発想にしないといけないのです。学校が良ければおのずと学生にも魅力があるように映ります。しかし、そうでなければ良い学生から選ばれるわけもないのです。


 間もなく学校の存続が厳しく問われる時代になってきます。その時になって何とかしないといけない・・・ではもう遅すぎるのです。少しでもはやく教職員全体の意識改革をして、本当の意味で学生にとって求められる学校、そして誰もが目指したくなるような見本のような学校にするにはどうするべきかを真剣に考えなくてはいけません。


 学校にとっての正念場は既に来ているという事を明確に自覚しなくてはいけません。





学生募集広報戦略

 
posted by SEMアドバイザー亀田泰史 at 15:00| 教職員指導

2012年10月12日

学生数減少の中で教職員のモチベーションをあげる

 学生募集が厳しくなり、学生数が年々減少している学校は多い事と思います。そんな中、流されるがままにしておいてよいものでしょうか?


学生数減少は教職員に変化を起こす


 学生数の減少は経営状況のみならず「人」の動きにも変化をもたらします。こういう話はこのブログでも過去にしておりますが、繰り返してお伝えしなくてはならない程大切な話だと言う事です。


 教職員の動きには二つあります。


 一つは心理面です。いわゆるモチベーションが下がるという側面です。このブログを読まれている方であれば、この点については言うまでもなく、日々感じている事なのではないでしょうか?


 自分一人がやる気になっても全体としてやる気にならなくては成果がでるはずもなく、歯がゆく感じている方も多いと思います。往々にして管理職や経営者があまりよくない(ストレートに申しますと、不景気に弱いタイプの上司)と、こういう状況を改善できずに、そのままダラダラと悪化の一途をたどっていくものです。


 モチベーションが下がる分かりやすい理由は、給与の減少が挙げられます。それ以外にも学生が少ない事で、学校そのものに活気がなくなってしまい、自ずと教職員の気持ちも下がってしまうというわけです。


 特に授業を担当している方からすれば、以前は教室が埋まっていたのに今はガラガラというのも珍しくないのではないでしょうか?


 そして二つ目は人員面です。つまりは退職者が出てくるという事です。誰しも給与が下がり、空気も悪くなると教育業界に限らず転職を考えるものです。


 しかし、ここで一つ言っておきますと、教育業界で転職をした方であれば何となく分かると思いますが、学校で働いている方はつぶしがきかないと良く言われます。つまり、学校という職場から民間企業に移るのが難しいのです。それは学校業務の特殊性もあるからだと思います。


 そのような理由から学校経験者は別の学校(あるいは教育関係)に転職するケースが多くなってしまいます。しかし、他の学校の芝生が青く良く見えたとしても、たいていはそうではないという事を理解しておいた方が良いでしょう。


下がったモチベーションを上げるには?


 さて、そんなモチベーションの下がってしまった教職員に対してどうすれば良いのか?という事になります。実はこの関係のキーワードでのアクセスが多いのも残念な事ではあるのですが、今や一般的にそういう教職員が増えているのは紛れもない事実です。


 では、ここで質問です。


「学生にやる気を出させるにはどうしていますか?」



 もう、お分かりだと思いますが、学生にやる気を出せと言っている立場の人間がやる気がないというのは、学校という現場を考えれば物凄く矛盾している話なのです。学生のモチベーションをあげなくてはいけない立場(あるいはその道のプロ)の人間という事を良く考えて下さい。


 学生にやる気を出させる場合に皆さんは何らかの工夫をすると思います。目的意識をしっかりと持ってもらい、将来を実感させてそこに向って努力をさせなければいけないわけです。


 これは教職員としても同じ事です。学校の場合、全員が士気高くしていなければ、イベントでの効果も大きく変わってしまいます。やる気がないままですと、それこそ悪循環であり、今や珍しくない廃校という憂き目に会うかもしれないのです。


 つまり、いかにして教職員に目的意識をきちんと持たせ続ける事ができるかがポイントになります。

モチベーションの高い学校は笑顔も素敵です



学生のために出来る事は何か?を考える


 さて、ここでもっと考えを上に持って行きましょう。自分の将来を気にしてやる気をなくす教職員が出てくるのは理解できます。しかし、学校という場所で働いているからには、そういう個人的な視点だけで業務に携わってはいけませんし、そもそも、そんな軽い意識で学生と関わってはいけません。


 教職員にとってはいわゆる経済的な面が問題となるかもしれませんが、学生にとっては将来全般に関わってきます。学生に対して「将来はうちに任せて欲しい」と言って入学してもらっているわけですから、その約束を守るために全力をつくさなくてはいけません。


 そういう意味でいえば、元々儲けよう(あるいは学校は楽そう)という意識の方は学校には向いていないと思っています。普通に生活のためというのであれば、学生のためにも学校では働いて欲しくないというのが私の考えです。


 モチベーションをあげるにはどうしたら良いかと言えば、私の個人的見解で言えば、とにかく上に立つものが尊敬できる方でなくてはいけないと考えます。精神論のようですが、現実的な話です。


 前述しましたが、学校はそうでない方が上司になるケースも少なくなく、それがゆえに、やる気も残る気も無くなる事があります。言いかえれば、「この人にならずっとついていく」と思われるような方こそ管理職になってほしいのです。


 長くいるからとか、血縁であるとか、そういう物差しで役職を決めている学校の場合は特に注意です。あくまで管理職は自らが見本を見せられるような人がなると言うのが、何よりの教職員対策になると私は考えています。


 つまり、士気の高い方の下であれば、自ずと意識は高まるという事です。







募集イベントチェックキャンペーン



学生募集広報戦略


posted by SEMアドバイザー亀田泰史 at 09:00| 教職員指導