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2013年01月11日

年明けは資料発送に一工夫を!

 年明け最初の記事となります。おそらく年始の資料発送が一段落ついたところではないでしょうか?


年明けの資料発送はいつも通りではいけない


 既に年明けの資料発送が終わった頃にこういう記事を書いても意味があまりないのですが(1/4の更新では読まれる方が限られるので1/11の記事になっています)、とりあえずは来年にもつながるので、今回書かせていただきます。


 実はこの手の記事は例年書いているのですが、ブログというのは過去の記事がそれほど読まれるものでもありませんので(特に年末年始の資料請求をピンポイントでは探さないでしょう)、ここで再度書きたいと思います。


 本題に戻ります。資料請求への対応は既に終了したと思いますが、皆さんの学校ではどのように発送をされたでしょうか?


 まさかとは思いますが、年内と同じような内容で工夫をせずにそのまま機械的に送ったなどという事はないと信じたいですがいかがでしょうか?


 とはいえ、規模の大きな資料請求数が物凄い数の大学などは仕方ないかもしれません。そもそも資料の発送を代行業者に依頼している所もあるでしょうし、細かく内容物の変更手配をしていないかもしれません。


 まあ、このブログは学生募集に悩む中小規模の学校を対象としているので、そのつもりで書かせて頂きます。


 そのつもりで書くとなると、やはり「いつも通りではいけない」わけです。


資料は思いも届けるのです


 資料請求されたら、資料だけが求められていると思ってはいけません。もちろん、必要とされているのは資料本体ですが、資料を請求するという事は学校に興味があり、「学校を知りたい」と思っているわけです。


 つまり、どういう送り方をするかで、学校への理解度や関心度が変わってくるというわけです。


 学校とは関係ありませんが、先日こういう事がありました。


 郵便局の方が駅の改札前にて出張で年賀葉書を販売していたのですが、領収書を希望したところ、後で送りますという事で住所を封筒に書いたわけです。


 数日後、領収書が手元に届いたわけですが、その封筒の中には「直筆の」お礼状が同封されていました。正直、郵便局から葉書の領収書だけが届くと考えていた私にとっては、これは驚きでした。3行ではありますが、私以外にも書いているかと思うとその手間は結構なものだったと思います。私からすればわざわざ郵送ありがとうございますという気分なのですが、とても気持ちがよいなと思った次第です。

直筆の手紙は嬉しいもの



 さて、この話ではありませんが、年末年始に限らず、資料請求は対象者との最初の直接的な約束のようなものだと私は考えています。


 つまり、この最初の大事な時にどういう風に対応するかというのは何気に入学の決め手になるという事です。


 いわんや、請求してからの時間が通常時よりも長い年末年始ならば尚更です。


貴校は何を届けましたか?


 ここまで読まれまして、貴校は何を送りましたでしょうか?そして、今後何を送ろうと思いましたか?


 今ではメールやSNSなどのデジタルなものが主流となっており、ある意味、それらと比較すれば手紙というのは昔の連絡方法です。すぐに届くものでもありません。


 だからこそ、貴校の思いをアナログな手法で届けやすいとも言えます。何もかもが便利になり、一気に情報を大人数に届けるのは可能になりましたが、学生募集に大事なのは、一人ひとりを意識して気遣う事ではないでしょうか?


 確かに、直筆のメッセージをその人にあわせて書くというのは大変なのは間違いありませんし、場合によっては、それを書くことになった教職員から不平の一つも出るかもしれません。


 しかし、学生から見れば、将来につながる学校との最初の出会いのようなものです。最初に良い印象を抱いた学校であれば、その後もそのままの印象を持ち続けてくれる可能性が高いのです。


 便利なツールはあります。しかし、時には時間をかけて昔ながらの手法で気持ちを届けてみるようにすると良いでしょう。


 貴校のファンになってくれるかもしれません。





学生募集広報戦略


posted by SEMアドバイザー亀田泰史 at 09:00| 資料請求

2012年05月25日

資料請求が減少した時に何をするか?

 今回はどこの学校にもある「資料請求が減少した時」の話を書いてみたいと思います。


資料請求数は流行に左右される


 学校である限り、少子化が進んでいく事は明白なため、現時点では資料請求数が減少する事は極めて自然な事と言えます。


 逆に、何の増加要素もないにも関わらず、資料請求数が増えているのであれば、社会的要因の可能性があります。例えば、獣医関連の学校であれば、テレビドラマで獣医関係のものが放映される、あるいは、獣医が話題になるような出来事(社会現象)が起こるなどです。


 そういうケースが重なった場合には、たいていの場合、資料請求は増えていきます。専門分野であればなおさらで、今まで知らなかった世界の事をテレビなどを通して知る事で興味がわき、その結果として、そういう学校への入学を検討するという流れなわけです。


 この流れは無視できない学生増加の要因になるため、広報関係者のみならず、学校で働く方は、常に、そういう情報の流行に敏感でなくてはいけません。つまり、テレビなどにもアンテナをはっておかなければいけないと言う事です。


 私は一部のSNSなどでテレビドラマをかなり見ていると公言していますが、上記のような理由による広報当時の癖でもあります。広報であれば対象者層が見るようなテレビ番組をチェックしておいて、損はないでしょう。


 とはいえ、ここでよくある勘違いが、今年人気あるからと言って、新学科の設置を考えるケースです。既に人気がなくなった頃に新学科として作っても、そもそも、ニーズは下火になっている上に、さらに、専門の講師陣を揃えるのも簡単な事ではないため、流行の後追いで戦略を練る場合は失敗に終わるケースもよくあります。


資料請求数が減少して何をするか?


 さて、本題です。資料請求数が減少した時にやることは大きくわけて、二つです。いずれを選択するかという事になります。また、下記の施策は同時にやると、中途半端になるというリスクも含んでいます。


1.資料請求数を増やすために、出稿媒体を増やす

2.資料請求数が減少した分、それぞれの方への対応を手厚くする



 貴校はどちらのタイプでしょうか?なお、ここではソーシャルメディアで話題になるようなアイデアを出して人気を得るなどはあげていません。なぜなら、どの学校にも出来るものでもないのと、そもそも良いアイデアが出ても、実行までたどり着くか分からないからです。それに切羽詰ってソーシャルメディアをやろうとする学校はたいていはうまく活用できません。


 本来はアイデアをひねり、それを具現化し、本当の意味での資料請求を増やせればそれが一番です。ですので、上記の2つのパターンはあくまで、一般的な施策としてお考え下さい。


 話を戻します。


 1の出稿媒体を増やすはいろいろな学校で一般的に広報がとる施策です。資料請求数が減ったため、それを補うために、資料請求につながる媒体を増やすという、ありふれたものです。


 とはいえ、効果があると思われるものには既に出稿しているはずですので、どうしても新規媒体で、結果が見えないものに頼ることになると思われます。


 対象年齢層にニーズのある媒体であっても、いわゆる学校を検討している(という意識にある)方が利用する媒体でなければ、資料請求数がもし増えたとしてもほとんど結果にはつながりません。これは経験上でも試しています。いわゆる、無駄に予算を消化してしまうだけです。


 そして、二つ目。これこそ、学生数が減り、予算も限られている学校がとるべき手段だと私は思っています。


 資料請求数は減ったとはいえ、0になったわけではありません。そこには、まだ貴校に興味を持っている対象層がいるのです。


 その方々の満足度を例年以上にあげる工夫を考えればよいのです。

満足感を高める工夫



満足度を上げるとは


 減少した資料請求者の満足度を上げる方法はいろいろとあります。


 とはいえ、ここで具体的にどうこうしましょうというのは、書きにくいものがあります。なぜなら、これを読まれている貴校がどこまで今やっているか、私にはわからないからです。


 一律「○○して下さい」というのは簡単ですが、学校が違えば、広報姿勢から何から違いますので、それで効果が出るとは言えるわけもありません。


 大切な事は、自分が入学対象者であり、その立場で資料請求をして、どういう状態でどんなものが届けば、少なくとも良い印象を持つか?をまず考えてみてください。


 そのときに、必ず、現状を把握して意識する事が大切です。今や、一括で資料請求をしている方など沢山いるわけですので、沢山届く資料の中で、自分の学校のものを選んでもらう、そして好きになってもらうためには何をするべきか?という事まで想像してください。


 資料請求数が多い時には忙しくて出来なかった事は沢山あるはずです。今までのやり方をなぞるのではなく、新しく変えていくという意識を持って、減少した資料請求者に対して接していけば、少なくとも、効果を上げることができ、そして、いわゆる歩留まり(資料請求の次ですので、イベントに参加してもらえるなど)が上がる可能性が高まります。


 大事なのは数だけにとらわれずに、どういう学校になれば、喜んで入学してもらえるか?まで考える事だと思います。







学生募集広報戦略



posted by SEMアドバイザー亀田泰史 at 09:00| 資料請求