最近の記事

2013年01月18日

イベントは回数よりも質です

 今日は学校の募集イベントについての話です。


毎日やるイベントの目的は何ですか?


 どの学校も3月31日の年度末に向けてイベントをまだまだ行うと思います。場合によっては休み返上でイベントを毎日やっている学校もあるでしょう。


 ここ最近、イベントの回数を増やしている学校が多いわけですが(学生数減少でイベント回数を減らすという所は私は聞いた事はありませんが・・・)、場合によっては毎日何らかのイベントをやっている所も増えています。


 それは学校見学週間だったり、夜間説明会だったり、土日にはスペシャルイベントもやっているという所は珍しくもないでしょう。それくらい学生を確保するのが難しくなったわけです。


 イベントの回数を増やすという理由は、いつでも入学を検討している方が思った時に参加しやすいようにしているためでもあります。


 「あの学校どうだろう?」と思った時にイベントが直近でやっていれば参加しやすいのは言うまでもありませんね。


イベントの質は落ちていませんか?


 さて、毎日イベントをやっていると心配になるのは質です。毎日イベントをやれるような学校はたいていにおいては規模が大きめの学校だとは思いますが、それでも、毎日やっている学校で質を落とさないでいられるというのは、正直少ないと思います。


 飾りつけなどは専用の部屋を用意すればよいわけですので、そういう面での質は下がらないかと思いますが、問題は働いている側の教職員だと思っています。

毎日やるイベントはモチベーション低下につながる



 私の学生募集サイトでも「教職員のやる気についてのページ」がありますが、イベントを毎日やったりする事でも実際には下がってきます。


 言い方を変えた方が分かりやすいかもしれませんね。下がるというよりも、高い意識を保つのが難しくなります。一定の間隔があいているイベントであれば、その日を目標にしてモチベーションを上げられますが、毎日ですと、その意識を保ったまま次の日を迎えるというのは、どんどん難しくなってきます。


 もちろん、一部にはそういう意識の高い方もおられるとは思いますが、残念ながら全員がそのレベルまでたどり着くのは難しいと思っています。


 そして、結果として同じような事をやっているようで、本質の部分では質の悪い募集活動を行ってしまう可能性が出てきてしまうわけです。


人数の限られる年明けは質が勝負


 さて、前置きが長くなりましたが、年明けともなりますとご存知の通り、進学先を決めてない方というのはとても限られてきます。


 この辺は先日書きました「今から出来る学生募集戦略を考える」もかぶりますが、教職員のモチベーションの低下を防ぐためにも、回数で何とかするという力技ではなく、回数を減らしつつも質を高め、コンバージョン率を高めるという意識で行った方が良いと思います。


 学校イベント日程については常々書いていますが、興味があれば毎日イベントをやってなくても、スケジュールを加味していずれは参加してくれるはずです。逆に毎日やっている学校の場合、後回しにされてしまうかもしれないというリスクが生じます。いつでもやってるから、いつでもいいやという事ですね。


 こんなものは、毎日10%割引をしているお店であれば、「絶対にこの日に行く!」などと決めない心理と同じです。つまり、日程を特定する必要がないわけですから、イベントが多すぎるがゆえにデメリットを生む可能性も出てくるという事を忘れてはいけません。


 もちろん、あまりにイベントをやらないのは問題外ですが、適度な間隔をあけて実施する方が、教職員の意識も高くなり、また、参加する方にもより強い目的意識を持ってきてもらえるでしょう。





学生募集広報戦略



posted by SEMアドバイザー亀田泰史 at 09:00| オープンキャンパス