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2012年11月02日

安直なサポート追加は迷惑です

 本日は学校が用意するサポート体制についてお話したいと思います。


人気の学科を作れば良いのか?


 学生募集がきつくなると、他校との差別化をしなくてはと思う方が多いと思います。差別化なくして学校は生き残れませんので、その意識をもたれることは良い傾向だと言えます。


 しかし、悪い例として「形だけ入ろう」とする学校があるのも事実です。分かりやすい所で言えば、人気のある学科を自分の学校でも作って学生を集めようというようなものがあります。


 新学科というのは起爆剤になる場合もありますが、学校側が新学科をたちあげる意識が適当だと正直学生への迷惑にしかなりません。


 人気の学科ができれば当然学生からも注目を浴びることはできますが、実際にその学科をきちんとしたものにするカリキュラムや講師陣がそろえられるか?と言えば、そんなに簡単な話ではない事はお分かりだと思います。


 既に他校で教鞭をとっている先生に非常勤として指導してもらう事は当然あると思いますが、新規で良い先生を集めようとするとなかなか難しいものです。特に学校の場合、今いる先生との関係もあり、その先生とのつながりというだけで採用が決まってしまう場合も珍しくありません。


 しかし、「教える事が出来る先生」と「知識が豊富な人」は明らかに違うのです。これは何にでも言えますが、知っている事と教える事は全く異なるスキルだと思います。そのため、機械的な講義を決められた時間にやるだけで、学生を一切顧みない先生なども出てきてしまうのです。


そのサポートは本当にできるのか?


 パソコンのOSなどはバグがあって当たり前というのが普通になってしまいましたが、本来、商品というものはそういう認識がついて良いものではありません。


 学校などのサポートは入学する方の参考になるものであり、絶対的に自信のあるものでなければパンフレットなどでうたうべきものでもありませんし、そもそもそれでサポートをしているという等は問題外です。


 学校関係でも人気のサポートやサービスが出ると、多くの学校で同じようなサポートを出してきます。他校がそれでうまく行っているので自分の学校でも同じ結果が出ると信じて疑わない方もいます。


 しかし、どんなサポートもその土壌がなければ、いわゆる学生が満足するような状態では提供できません。


 言葉として「こういうサポートを始めます」というのは簡単ですが、それを納得できるレベルで提供するのが簡単ではないのは理解できるはずです。


 それでも現在は学生数を増やすために、システムも固まってないにも関わらず、形から入ろうとする学校があるのも事実です。それを堂々と宣伝文句に書くレベルでもないのにです。


 学校には学生の将来についての責任があります。そのため、安易な発想で適当なサポートを打ち出し、挙句に学生に迷惑をかけるような状況を作ってはいけないのです。

安直なサポート追加は迷惑です



自校で出来る事をもう一度洗い出す


 今更遅いと言われるかもしれませんが、今、貴校にいる人材でどんなサポートが出来るかを考えて下さい。多少の採用が可能であれば、それも含めて再検討してみて下さい。


 他でやっている人気のサポートももちろん参考にはなりますし、取り入れられるのであればいれるのは構いませんが、それ以上に、貴校だからこそ出来るサポートは何かを考える癖をつけた方が良いです。


 同じような名称のサポートであれば、それはもう認知度や立地、学費など、そういう戦いに移行せざるを得ないのです。


 貴校でなければいけないと思わせるのが学生募集で大事なポイントです。どこでもできるものではなく、ここでしかやれない事を上手に検討者にアピールする事で学生募集にも変化が出てくるかもしれません。


 但し、いつもいるメンバーでは学校の良さを素通りしてしまう可能性がありますので、詳しくは知らない方に見てもらうのも大事だと思います。非常勤講師などで他校も知っている先生に聞いてみるのも良いでしょう。






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posted by 学生募集アドバイザー亀田泰史 at 09:00| 学生募集・入試関連