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2012年07月06日

教職員のやる気向上計画

 ここ最近、「やる気」に関するキーワードでの流入が増えています。この「やる気」については、「学生のやる気」、そして「教職員のやる気」についてそれぞれあるわけですが、総じて、教職員のモチベーションの低下を危惧している学校が増えていると感じます。


なぜやる気がないのかを考えてみる


 おそらく、「教職員のやる気がない」というようなキーワードで検索する方は、どちらかと言えば、中間管理職以上の方だと推測されます。


 まさか、新入社員が上司のやる気のなさを嘆いて、そのキーワードで検索してくるという事もないでしょう。


 そんな管理職の方が部下のやる気のなさを問題視しているケースが多いのだと思います。しかし、私の経験上、「やる気がないな」「だらしない」と感じる事はあっても、なぜ、その教職員が「やる気がないのか?」について徹底的に分析をしている方もいないと思っています。


 本人に「君はなんでそんなにやる気がないの?」と聞いたところで、きっちりと理由を答える人もそんなにはいないと思いますし、そもそもやる気のなさを指摘されて嬉しい人もいないでしょう。


 とりあえず、やる気がない理由として考えられるものをいくつかあげてみたいと思います。


・自分の職務と給料が見合ってないからやる気がない

・業務内容が合ってない(ミスマッチ)

・単純に上司の業務命令に従いたくない

・元々モチベーションが低い性格である

・十分な人数の教職員がいない

・退職を考えている

・人間関係が良好でない(上司、講師、学生と)



 これ以外にも沢山あると思いますが、上記の中に入る場合も多いと思います。


やる気を出させるには原因特定が不可欠


 言うまでもなく、やる気がない原因を特定しない状態で「やる気をだせ!」と発破をかけても何の解決にもなりません。


 原因を解決しなくてはいけないわけです。そのため、もし、その教職員に期待をしているなら、とことん話し合うなりして(場合によっては直属の上司ではないものと話し合う事も必要です)、原因をつきとめ、そして、改善するために、小さな目標から達成するように指示を与えると良いでしょう。


 人はどんな内容でも成功体験が重なると、充足感を感じるものです。それがいずれは大きな自信となって表れ、全体的なやる気アップへとつながるわけです。


 とはいえ、正直に申しますと、以前に比べて、最初からモチベーションが低い方が増えたと感じるのも事実です(面接時と入職時が別人のような人も!)。また、一般常識がそもそもない方が増えたとも感じます。


 これは残念な事ですが、全体的な傾向でもあるため、その人が悪いというよりも、日本の教育体制が悪化したと考えられる部分でもあります。ただ、そんな事を今、どうこう言っても仕方がありません。


 雇用したからには、その方のやる気を最大限引き出すように努力しなくてはいけません。なお、上司がそもそも人を指導するのに向いていないケースも多いと感じます。人のやる気のなさをどうこう言う前に、ご自身の指導についても、見つめなおしてみると良いかもしれません。

やる気だせでは・・・



やる気のなさは学生募集に大きなマイナス


 教職員のやる気がないという事は、その職員を我慢すれば良いだけ・・・というわけにはいきません。少子化で教職員数も減っているとなると、イベントなども含め、その教職員を使わないわけにはいきません。


 学生募集のイベントでは多くの方が入学検討者と出会い、話すわけですが、その中に一人でもやる気のない方がいれば、物凄く大きなイメージダウンに繋がる可能性も否定できません。


 学校に限らずですが、例えば、どこかのお店で買おうと思っていた商品があったにも関わらず、たった一人の店員の態度が悪くて、「二度とそこは利用しない」と考えた事がある方もいると思います。


 一人の印象はすなわち、学校全体のイメージとして捉えられます。これは教職員だけではなく、イベントなどでお手伝いしてもらう学生スタッフも含めて同じ事が言えます。


 働くもの全員がやる気がある・・・というのは理想かもしれませんが、実際にはそこにもっていかなくては、今後の学生募集には勝ち残れません。


 やる気がないと嘆くのであれば、何らかの方法で、その原因を突き止め、そしてそれを改善する策を実行する事をお勧め致します。







学生募集広報戦略

posted by SEMアドバイザー亀田泰史 at 09:00| 教職員指導